全長400m
日本一長い歩行者専用吊橋
吊橋の上から広がるのは
日本一高い富士山と日本一深い駿河湾を
同時に楽しめる大パノラマ。
季節や時間によって
さまざまな表情を見せる絶景は
いつ来ても楽しめます。
豊かな三島の大自然の中で
日常では味わえない
爽快感を味わいませんか。
地元民にも観光客にも
愛される場所づくりをしています
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呼びやすく親しみやすい愛称
誰もが呼びやすく、親しみやすい名前を公募し、「三島スカイウォーク」という愛称が決定しました。
「スカイウォーク」には「まるで空を歩いているような感覚を味わえる」という意味が込められています。
三島スカイウォークについて
三島スカイウォークは安全性や歩行性はもちろん、デザインを重視して作っています。
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吊橋の工夫をチェック!
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- 1:アンカレイジ
- 2:サドル
- 3:メインケーブル
- 4:グレーチング構造
- 5:耐風索
- 6:主塔
基本データ
正式名称 | 箱根西麓・三島大吊橋 |
---|---|
全長 | 400M |
高さ | 70M |
主塔の全高 | 44M |
歩道幅 | 1.6M |
三島スカイウォークができるまで
三島スカイウォークは、計画から設計・施工、運営まで全てを静岡県三島に本社を構える「株式会社フジコー」が民間資本で行っています。
民間企業による前例のないプロジェクトは、伊豆縦貫自動車道の開通をはじめとした、さまざまな問題を乗り越え、多くの地元の企業の協力のもと三島スカイウォークは出来上がりました。
吊橋の安全性
- 主塔やメインケーブルは1㎡当たり200kgの人の重さが満載しても安全なように設計しています。
- 歩廊面からの景色が見易いように、透過性の高いメッシュ構造のデザイン高欄を採用しています。通常の人道橋よりもメインケーブルを少し高くし、吊材(垂直方向のケーブル)の間隔も広くしています。
- 大きな人道吊橋では風による振動に対する耐風安定性の確保が非常に重要となります。三島スカイウォークでは、歩廊中央のオープングレーチングや歩廊の端の隙間(コンクリート版の20mmの切り欠き)によって風が通り抜け易いようにしています。また、歩廊の両側には重いコンクリート版を配置して揺れを調整する工夫もしています。
- 歩廊面でどの程度の風が吹くのかを確かめるために、工事開始より前に現地で鉄塔を建てて実際の風を観測したり、地形をモデル化したコンピューターシミュレーションを行っています。
- 想定した強風でも橋が安全なことを確かめるために、実際の橋の模型(縮尺1/9)を使用し風洞試験を行い、安全性を確認しています。65m/sの強風でも耐えられるような設計となっています。
- 地震に対しては、兵庫県南部地震や東日本大震災クラスの地震に対しても壊れないように設計しています。そのために、南側主塔と主桁の間に粘性ダンパー(巨大地震の際にエネルギーを吸収する制振装置)を設置しています。